ベトナム・ホーチミン生活/結婚式(202010‐①)

こんにちはー。ベトナム結婚式に初めて出席しましたので、そのことを書きまーす。

<今月の出来事 ①>

同じ会社に勤務している人の結婚式に出席させてもらいました。色々と面白かったです(^-^;。

正方形に近い赤い封筒で招待状を頂きました。本人さんが直接に来て、手渡しで渡してくれました。ベトナムではそれが普通みたいです。10月4日(日)にあり、特にその日は結婚式が多かったみたいです。ある同僚は「午前中にも行ってきたので、今日は2つ目の結婚式」って言ってました。

日本人同僚やネットから少し前知識を入れてから行きました。結論から言いますと、ベトナムの経済力は急激に上がっており数年前の情報では適切ではないかも知れないのではと思いました。実際、賃金は毎年6~8%上がると言われており、3年後には1.2倍の給料になる社会ですので、当たり前と言えば当たり前です。例えば、

・ご祝儀は500Kドン~1,000Kドンぐらいと聞きましたので、縁起の良さそうな数字で800Kドン(≒4千円)を包みましたが、やっぱり1000Kドンにすべきだったように感じています。

・そうそう食欲をそそられる食べ物は出てこない、と聞いていましたが、なんのなんの、質も量も良かったです。特に最後に出てきた魚肉が入った鍋スープは本当に美味しかったです。日本ほどではないでしょうが、やっぱり豪華な食事でした。

では次に、式の進行を箇条書きで書きますと、

・5時受付開始と書いてあったので時間通りに行きましたが、親戚らしき人達以外はほどんど来ていませんでした。タキシードとウエディングドレスを着た新郎新婦が、会場入り口で待っていて、直接、来客者への応対をしていました。入り口に小さなステージがあり、最初は少し違和感を感じました。ここは日本と大きく違います。なので、招待状に記載されている時間通りに始まらなくても、そう気にはならなかったです。

・待つこと1時間半弱。やっと6時20分ごろに新郎が入り口からメインステージに移りました。てっきり、花嫁さんがバージンロードを新郎の元まで歩いて行くのだと思ったのですが、10分後にまた、新郎は入り口まで戻りました。何をしにメインステージに行っていたのでしょうか?

・さらに10分後に照明が消え、エアコンがやっと入り、6時45分に新郎新婦の入場が始まりました。そしてなんと、その後ろからご両親4名も付いてきて手を振りながら入場したのです。いやー親孝行な結婚式だなと思いました。会場は縦長でメインステージまで60mぐらいあって長いこと長いこと。しかもアーチっぽいところが2か所あり、花火が備え付けられていました。これは良い!

・新郎新婦がメインステージに立ってから、20分間ほど凝ったビデオが巨大なオーロラビジョンに映しだされていました。二人で蝋燭に火を付ける以外には特別なことはなく、日本みたいに堅苦しい感じは一切なかったです。

・新郎新婦は20分ほどメインステージにいましたが、その後は新婦さんの衣装替えのため退場しました。それ以降はなんと! YOU TUBE が流れ、時にはカラオケで出席者が歌っていました。

・赤いウエディングに着替えた新婦さんの裾を新郎が持ち上げて、ご両親と一緒に各テーブルへ挨拶回りをしていました。おそらく、入り口で招待客をお迎えすることと、各テーブルを回ることがベトナム結婚式のメインイベントなのでしょう。すごく好印象でした。

・何時に帰るかは各自の自由みたいで、新郎新婦の入場後45分頃からポツポツ帰る人たちが出始めました。工業団地に勤めている人達が多いのでしょうか、翌朝6時始まりの人もいたと思います。私は延べ3時間半ぐらい居て帰りました。式の間いつもの「モッ・ハイ・バー・ヨー!(1・2・3・イッキ!×3回してのちに、イッキ飲みをする)」を私もしたのでヘロヘロになって帰りました。途中、大雨で、しかもトイレに行きたくなったので道端に車を止めてもらい、大雨のなか立ち〇〇をする、、、と言う情けない状態でした。相変わらず何やってんだか(^^;)。

次に参加者を見ていて思ったことは、

・アオザイを着ている人が一人しかいなかった(初老の痩せたご婦人だけ)。

・子供たちも沢山来ていましたが、小太り子供が多かった。

・女性陣も会社ではスリムに見えますが、私服では意外と、、、と言う感じでした。また、普段はナチュラルメイクな人が多いですが、その日はみんなメイクをばっちり決めていました。ただ、正直ちょっとやり過ぎ感が、、、(^-^;。

前々からベトナム社会の問題点として「バイクばっかり乗っている=歩かない=健康を維持できない」を感じていました。アオザイ文化が廃れていった背景には体形的に似合わない人が増えたからではないかと感じました。また、子供の肥満率もかなり高そうです。肥満が悪い訳ではもちろんないでが、運動をしないことによる病気等の問題が将来大きな問題になると思われます。これはベトナムのアキレス腱になるのでは無いかと要らぬ心配をしてしまった結婚式の帰り道でした。

まぁ~そんなことはどうでも良くて、初めてのベトナム結婚式を楽しく過ごすことができました。「お二人さん(社内結婚)に末永い幸あれ!!」です !(^^)! 。

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