ベトナム・ホーチミン生活/ベトナム語歌の練習1/3(202102‐①)

こんにちはー。ブログ記事を見ると「前回が13日前」となっていますので、ちょっと頻度を上げようと思ってます。取り敢えず3回同じネタで書くつもりです。読んで頂けたら嬉しいでーす。

<今月の出来事 ①>

人それぞれコンプレックスを何かしら持っていると思います、当然私も持っています。そのうちの一つが「歌が相当下手(≒音痴)」だったことです。これは繰り返しになりますが、何度でも書きたいネタです。

まず、歌が相当下手、、、だと感じたことを時系列で書きますと、「6~8歳頃に町内会の遠足バス内で歌ったら『下手!』」ってヤジが飛んで来たことが初めです。その頃は歌下手の自覚なんてなかったので、そんなことを言われるなんて不思議だなーぐらいにしか思いませんでしたが、何故かその時のことが記憶に残っています。その次は「小学校4、5年の頃の音楽の授業で、生徒一人一人がピアノの単音に合わせた音程で声(ハミング)を出す」ことがありました。私は全く、音程が取れていなかったみたいで、先生が「あー、この子は全然音程が取れていない」見たいなガッカリした表情をしたことです。これもその時の情景をはっきりと覚えています。さらに次は「高校の時に合唱部に男が少なかったので、人数合わせのために参加した」ことがあって、今思い返しても論外な下手さでした。ほんと周りに迷惑を掛けたことを反省していますし、記憶から消したいほどのトラウマです。20歳頃以降は職場の先輩にスナックに連れて行ってもらうことが多くありましたが、ド下手自覚が強烈にありましたので、苦痛で苦痛でしかたなかったです。また、歌の上手い甥っ子とカラオケに行って採点モードにした時に、甥っ子は画面に「笑顔マーク(=上手い!)」が出て、私の時は「泣き顔マーク(=ド下手!!)」が出てくるので、「あのマークは何なんだ...」と悲しい気持ちになったりしていました。

そんな私がひょんなことから大人のピアノ教室に通い始めました。その頃はピアノ音楽にはあまり興味がなかったのですが、ピアノで歌の伴奏を弾きたと思い、通い始めました。先生は発表会にでることを勧めてくれましたが、最初は頑なに断っていました。しかし、うっかり「出ます」と言ってしまったため、Jポップスの歌伴奏練習を始めました。ボーカルは誰かにお願いするつもりで始めましたが、結局見つからなかったため、これも、うっかり「自分で弾き語りをします」と言ってしまいました。それから歌を一か月間猛練習をして、先生の前でカラオケを流して歌ったら、歌い終わった後の先生の表情が「こんなに下手なのか、これはマズイ」みたいな感じでポカーンとしていました。レッスン帰りの車の中で、その録音を聞いたら、あまりの下手さに愕然としました。そこでギブアップすれば良いものを、変に生真面目なところが私にはありますので、その後はひたすら車を運転する時は、曲を流しながら歌っていました。恐らく、発表会までに歌った回数は「2~3時間/日×100日間ぐらい=回数にして約2500回」ほどだと計算しています。もちろん同じ一曲だけをひたすら、カーステに合わせて歌っていました。

そんな「同じ一曲だけを声に出して歌う(=聞くだけではダメ)」練習をひたすら遣ったお陰で「段々と音程が取れる」ようになりました。ネットで原因を調べてみると、どうも、音程を感じる脳細胞は低音から高音まで綺麗に並んでいるらしいです。おそらく、練習前の私の脳細胞はそこがカオス状態だったのでしょう。そして、練習後は「同じ曲だけ」をひたすらやったお陰で、少しずつ脳細胞の並び方が、カオス状態から音程順に並んできた、すなわち音程が近いのか離れているのかが少しずつ分かるようになった、、と結論付けています。

発表会は歌い出しで大コケしましたが結果的には最高の出来でした。いやー、今録画を見返すと、全く下手なのですが、以前の自分と比べると雲泥の差です。そして、ここが私の変なところかもしれませんが、発表会終了後も引き続き同じ曲を車の中で延々と練習しました。また、土日休日の「早朝カラオケ:500円/3時間」なのを知ってからは、休日朝7時から一人カラオケをするようになり、そこでも同じ曲を延々と練習しました。初めは恥ずかしかったので、マイクは使わずにやっていましたが、段々とマイクの音量を上げるようになり、最後の方は普通に音量を上げて練習するようになりました。そんな生活を5年ほど続けたと思います。世の中、同類はいるもので、同じように一人で練習する人をちらほら見掛けて同類だなーとか思っていました。

そして、私の事を歌下手と思っている(=現にそうだった)甥っ子と採点カラオケバトルをしたら、なんと!勝ってしまう程になりました。その頃は、笑顔泣顔マークが出るようにはなっておらず、点数が出るようになっていました。私は、JOY SOUND なら90点台も普通に出るようになっていましたので、80点後半~90点ぐらいの甥っ子よりも高い点数が出たのです。いやー、ほんと、歌の上手さなんて持って生まれたもので決まると、ずっと思っていましたが、奇跡ってあるんだなーと思いました。おかげさまで、ド下手トラウマも解消出来てホント嬉しいです。繰り返しますが、自分にとって、これはもう奇跡以外の何物でもないと考えています。今では、早朝カラオケ練習や車を運転しながらの歌練習生活を送っていませんので、80点前半ぐらいしか出ないと思いますが、また再開すれば同じぐらいには成れると思ってます(^-^;

ちなみに、ひたすら練習した一曲は「鬼束ちひろ:everyhome 」 です (^-^;。

~次回は、本題の「ベトナム語の歌の練習」~ に続きます。

2009年7月の発表会本番のです(^-^;!

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