ケニア生活/プリペイド電気代(201909-⑤)

<9月の出来事 ⑤>

私はガラケーからスマホに変えたのは3年前の2016年で、周りに比べると遅い方です。今でも掛かって来た電話に上手く出られないことがありイライラしています。パソコンはエクセルもワードも必要最小限の事しか出来ませんので、IT・パソコン関係は正直苦手です。自慢出来ることは「ブラインドタッチで文字が打てる」ことだけです。

ケニアに来てから必要に迫られて、メールや電話以外のスマホ機能を使うようになりました。具体的に言いますと「ウーバータクシー(Uber)」「スマホ決済(MPESA)」「プリペイド式の電気料金支払い(KENYA POWER)」の三つです。

今回は「プリペイド式の電気料金支払い」について書きます。

 

Kitengela のアパートに引っ越して、初めてプリペイド支払いをしました。写真の通り、ブローカーの横のボックスが操作端末です。電気代の支払い手順は下記のとおりです。 

・まずは、スマホを使って「MPESA で、KENYA POWERへ前払い料金の払い込み」をします(例:1000Ksh ≒ 50Kwh?)

 ※「MPESAがどのようなものか?」は、後日書く予定です

・すると、KENYA POWER から、ショートメールで「Token No(20桁)」の通知がスマホに来ます。

・その「Token No」を操作端末に打ち込んでENTERを押すと「ACCEPTED(受諾済み)」と液晶画面に表示され、使用可能(先払い電気料金分)なKwh数値が増えます。

 

当システムを使ってみた時はビックリしました。日本では「電気メーター検針員」が戸別にメーターを確認し、料金は銀行口座から引き落とされます。それに比べて、ケニアの方が明らかに進んだシステムだと思います。近い将来、日本も同じようなシステムになると思われますが、前提として「スマホで決済ができる」事が必要となります。やってみると別に難しくも何ともないんですが、やってみること自体が億劫な人はいつの間にか時代に取り残されて行くんだろうなぁ~と思いました (-_-)ワタシカ...

イギリスでは、蒸気機関車からディーゼル機関車に変わった時、石炭燃料を釜に入れる仕事の人で、その仕事が無くなったにも関わらず「ただ乗っているだけ」の仕事をしていた人も居たらしいです。

私は幼稚園(1966年ごろ)へは市バスで通っていました。その頃「運転手さん・車掌さん」の二人体制でしたが、ある日「来月からは、運転手さんだけのワンマンバスに変わる」とのアナウンスがありました。子供心に「車掌さんは仕事を失うけど大丈夫かなぁ?」と心配になりました。結局、イギリスのようなことは起こらず、心配感はそのまま頭の片隅に眠り、中・高生の時にイギリスの話を知り、また目覚めましました。その後は眠ったり起きたりして今日に至ります。どなたか「その後の車掌さんのこと」を知っている方がいましたら教えて欲しいです。
これからは「スマホを使いこなす」ようにならないと、取り残されている感のストレスで「Happiness感」を感じられなくなるなぁーと、ケニアに住んで思いを新たにしました。

 (^_^;) ... ヤッパリ アタラシイコトハ クツウダナア

 

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