ケニア生活/溶接剥がれ(201909-⑧)

こんにちはー、今日も書きましたー。

 

9月の出来事 ⑧>

ナイロビ へ行く時はバス(matatu)を使います。30kmの距離なので、道が混んでなければ40~50分ほどで行けます。ケニアで走っている新車バスは、日本製の車体(エンジン含めた運転席と下周りの骨格フレーム)に、乗客席部分をケニアで製造・組付けたものが多いと思われます。けっこう見た目良く仕上がってます。古いバスは、日本で何十年も走りこんだハイエースや中型・大型バスを改造したものが多く、黒煙を撒き散らしながら走っています。

先日、ナイロビへ行った時もバスを使い、乗降口の近くに座りました。写真の通り、車掌さんが寄りかかる鉄パイプの根元の溶接部が剥がれていました。おそらく、何十年もの間、車掌さんがずっと寄り掛かっていたので剥がれたんでしょう。

以前、学校の先生が「銅像の馬の鼻を撫ぜるとご利益がある神社(=出雲大社?)に行ってき来た。鼻がツルツルになってて、一人の人が一撫でするだけでも何百万何千万って人が撫ぜると、こうなる」って言ってたのを思い出しました。

最終的な溶接の上手い下手って、何十年か経ってこういう所で現れるんだなぁーと思いました (^_^)/。腕の良い職人さんなら「ここは荷重が掛かる所だから、ちょっと多めに溶接しておこう」となるんでしょう。

自分の仕事に興味があって、色々と考えている人はホント偉いなー (^_^)/ ソンケイスルナー

 

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