ケニア生活/ナイロビのマイク (201910-⑥)

こんにちはー、今日も Kitengela からお送りしまーす。

 10月の出来事 ⑥>

Kitengela では牛が群れをなして平和に歩いてます。また、鎖に繋がれていない犬が人を恐れずに道端で寝ていたりします。

猫もたまに見かけますが用心深く、近づくとすぐに逃げていきます。東南アジアに語学留学していた時、野良猫が学校に住み着いていました。茶トラ猫で生徒たちから「マイク」って呼ばれて可愛がられていました。私もキャットフードを上げていたので、毎朝、部屋のドアの前で「ニャーニャー(=朝飯の時間だぞ!起きろ!)」と督促を受けていました。マイクは食べ終わると「いつも済まんねぇ~」なんて態度は一切見せず、すたすたと離れていくので、「少しは感謝しろよー」って思ってましたけど、そこがまた猫らしくて良いですよねぇ~。ネット記事に「猫が獲物を捕まえる確率は10%ぐらいしかなく大概は失敗する。だから、猫はいつまでもクヨクヨするようなことは無く、直ぐに忘れて次の気分に移るのだろう」と書いてありました。逆に言うと、嬉しいことも直ぐに忘れるのかなぁ~(^-^)?。犬と違って猫は道路を渡る時、左右を確認せずにいきなり勝負渡りをするので危ないことこの上ないです。だから「猫=何も考えていない」と思ってて嫌いでした。でも、ある時テレビで「猫は積み木が散らばっている床を通る時、決して積み木を踏んだり倒したりしない=一瞬でどこに足を置いて通ればよいのか判断出来る」と言っててびっくりしました。やっぱり「生き物には能力の凸凹があって、勝負渡りをするからって何も考えていない」と考えるのは間違いだと気付きました。それ以降、猫に対してポジティブに接するようになりました。

写真の猫は、ケニアに来た当初に利用していたゲストハウスに住みついていた猫です。人に対する警戒心がなく「ナイロビのマイク」って勝手に呼んでいました。Kitengela の用心深い野良猫にもキャットフードを上げて、根気よく懐柔してみようかなぁ~(^^♪。

f:id:kozo333:20191020033413j:plain