ケニア生活/教会に行ってきた(201002-①)

こんにちはー。今月中旬でケニア生活も終わります。あと少しお付き合い頂ければ嬉しいでーす。詳細は2月番外編で書くつもりです。
<今月の出来事 ①>

日曜日に教会に行って来ました。前々から同僚(二児のお母さん)に誘われていたため、断り切れずにとうとう行くことになりました。そこの教会は参加者は300人ぐらいでした。私の座っていた隣が子供コーナーで、30名程の子供たちが座っていました。教会にいる間、気恥ずかしさもあって苦痛でしたが、まぁ~色々な発見があって面白かったです。

当日は朝の10時ごろに到着し、ケニア人ばかりなので私は目立った存在でした。しかも初参加者の「ゲストコーナー」が指定されており、そこの最前列に座るように言われて気恥ずかしかったです。

初めの1時間半ぐらいは歌に合わせて、軽く体を揺らすようなダンスを皆していました。私も軽く手拍子で合わせていました。最後の方は、写真のとおり結構ノリノリでコンサート会場みたいな雰囲気でした。写真に写っているマイクを持った人は、Kitengela支部教会のNo.2の人です。

その後、1時間半ぐらいはその教会の教会会長のビデオが流れました。私はどうも宗教は苦手なので「こんなことが奇跡なのかなぁ~」と思いながらぼんやりと画面を見ていました。そのビデオの後半では時事問題を扱っており「70年に一度のイナゴ大群による被害」と「武漢コロナウイルス」が取り上げられていました。英語なのであまりよく聞き取れないのですが、おそらく時事問題と信仰とを結び付けて締めくくっている感じでした。

次にKitengela支部教会のNo.1 (Bishop:司教)の話が1時間ほどありました。トップは英語で話し、すぐ後に別の人がスワヒリ語で通訳をしていました。初めはなぜ掛け合い漫才をやっているのだろうと思いましたが通訳をしているだけでした(^-^;)。おかげで「彼は言った=アリセマ(スワヒリ語)」を覚えてしまいました。

一通りの行事が終わると(すでに4時間45分経過...)、こんどはグループに分けられ、私は「初回参加者(15名ほど)」のグループで自己紹介等をさせられました。

結局、全てが終わったのは昼の3時半を過ぎており、休憩なしで延べ5時間半という飛んでもない時間を過ごしました。ほんと、ケニア人の国民性は忍耐強いのかどうか良く分からないです。私は宗教は「雨が降った時にさす『傘』」だと思っており、雨が止んだら畳んでしまうべきだと思っています。すなわち、辛い時に頼るのは良いけど、日常では生活の中心に置くべきではないと考えていますので、結構この時間は大変に感じました。

一番印象に残ったことは子供たちの様子です。当日は同僚の男の子二人(3歳・6歳)も一緒でした。初対面の時はあまり懐いていませんでしたが、ソファーに放り投げる等の手荒い遊び相手になったら懐いてきましたので今では仲良しです。二人とも人が沢山いるところは苦手みたいで、周りの子供たちみたいに飛び跳ねたりすることなくじっとしていました。恐らくそんな性格の兄弟なら日本では「二人一緒につるんでいる」ことが多いと思うのですが、彼らは別々の場所にいて、それぞれが手持ち無沙汰な感じでいました。以前「親子の関係がドライ」と書きましたが、兄弟の関係もドライなのではないかと思いました。これには正直びっくりしました。そう思って子供たちをよく見てみると、他の兄弟姉妹もつるんでいる感じはなく「なるほどなぁ~」と強く感じました。姉弟が手をつないで歩いているのも一組、しかも数十秒程度の短い間しか見ませんでした。西欧は個人主義が徹底していると言われますが、アフリカ社会も似ていて、アジアとはDNA自体が違うんではないかなぁーと、不思議な思いで子供たちの行動を見ていました (^-^; 。

※当たり前ですが、どこの国でも子供って可愛いですねぇ~(^_^)。

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