ケニア生活/最後に...(202002-番外編)

こんにちはー。今まで読んでもらって本当に有難うございました。今回で「ケニア生活」も最後になります。3年早期の定年退職をしてから今まではホント長かったなぁ〜と感じています(^_^;)。

〈2020年2月の出来事-番外編〉
2月12日にケニアを出国します。上にも書きましたが「長かったぁ〜」と言うのが正直な感想です。

ケニアに住んで感じた諸々の想いとか違和感は下記の5点です。

①:職人気質があまり無い
②:人間関係が結構ドライ&後腐れが無い
③:美意識が違う
④:外国人が一人だけの環境は面白い
⑤:やっぱり日本が良い

①:職人気質があまり無い
私は元々、職人と言うか1つの事に徹底して取り組んでいる人を尊敬しています。ケニアにはそこがあまり感じられないことを残念に思っています。ブログではオブラートに包んで書きましたが、ホント日本の素晴らしさを痛感しました。

②:人間関係が結構ドライ&後腐れが無い
これは色々な場面で驚きでした。良い悪いではなく違いを痛感しました。労働省・民間工場・日常生活・そして同僚の子供達の振る舞い等を見て、DNA自体が違うんだろうなぁ〜と思いました。もちろん共通項の方が遥かに多いです。でも、その僅かな違いが結構気になりました。東南アジアには日本人の起業家がたくさん居ると思いますが、アフリカには少ない理由が何となく分かりました。

③:美意識が違う
私は幼少期から「スリッパを揃える子供」だったらしく、ホント、カオス(混沌)は嫌いです。食事後の子供の口もとを拭かないだけでイライラします。幼児を育てているお母さんは無茶苦茶大変だと思いますが、その他諸々気になる事がいっぱいでした。

④:外国人が一人だけの環境は面白い
以前東南アジアに駐在していました。今思えば、日系会社の海外工場であり所詮は日本村での生活でした。今回は、もろケニア社会でしたので、日本流は通用せず、ホント自分の適応力の無さを痛感しました。やっぱり文化の違いにイライラするようでは駄目ですねぇ〜。労働省から民間の工場へ駐在が決まった際、色々と協力してくれたケニア現地の方にお礼に行った時に「これからは、ポウレポウレ(ゆっくりゆっくり)でねぇ」と言われました。ケニアに適応するためには、ポウレポウレだなぁ〜と痛感しています。
今回のケニア生活で一番良かったことは、「外人は私だけしかいない環境下で生活できたこと」です。この先、二度と経験出来ない貴重な時間だったなぁ〜と思っています(^_^;)。

⑤:やっぱり日本が良い
3月からベトナム・ホーチミン市にある日系の工場に勤めます。正直、途上国で適応出来るのか、今回のケニア生活を通じて少々不安に思っています。20年前の東南アジア駐在時には気にならなかった事が色々と気になるので、大丈夫かなぁ〜と不安です。日本は過剰サービスが当たり前の社会で、その点は嫌なのですが、総合的には良いなぁ〜と感じます。やっぱり「日本の方が良い」なんて言っているようでは、先が思いやられますねぇ〜。
2年前にホーチミンに行った事があり、電柱の無い街並みを見て整った都市だと感じました。また新しい環境になりますが、まぁ何でもやってみないと分かりませんので、やってみますかねぇ(^_^;)。

具体例を上げておらず、分かり難い文面ですみません。今まで書いてきた文面を、いつか見直して、何かまとまった形に出来たらなぁ〜と思いつつ「ケニア生活」を一旦閉じます。ストレス解消のために始めた初ブログを読んで頂けて有難うございました
。書いた本人は意外と楽しみながら書いていました。読み返して見ると、ケニアでたくさん良い経験をさせてもらったと改めて感じています。

それでは、お元気でー!

ヽ(^。^)ノ ツギハ ベトナムホーチミンセイカツ?