ベトナム・ホーチミン生活/ベトナム人夫婦について(202102‐⑥)

今日は職場で少し驚いたことがありましたので、そのことを書きます。

<今月の出来事 ⑥>

ベトナム生活を始めて不思議に感じていたことがあります。一つ目は、今の家具付きアパートに引っ越すにあたり、布団が無かったので「シングルサイズの敷ブランケットと掛布団」を用意して貰うようにオーナーさんにお願いしました。理由は大きい布団は干すのが面倒だからです。でも入居してみるとダブルサイズの大きな布団だったので、がっかりしました。二つ目は、ホーチミンで高架鉄道を建築中ですが、予定開通期日が大幅に遅れている(2017年→2022年?)ことです。社会主義なので交通規制なども工事優先で進めることが出来る筈なのにと不思議に感じていました。

布団については、入居後、色々探しましたがシングルサイズの布団を売っている店が見つかりませんでした。イオンモールに入っている日系コーナンでやっと見つけたので、やっぱり日系のお店は欲しい物が売っているなーと嬉しく思いました。

本題に入ります。今日、48歳の製造部長(男)のスマホ待ち受け画面が「夫婦で顏をひっつけている」写真だったので苦笑いしました。そこで色々と夫婦生活について話をすると驚きの連続でした。また、そんな会話に44歳の品管部長(女)も入ってきて事務所内で驚きと笑いが起きました。初めに私が「〇〇さん、そんな恥ずかしい夫婦写真なんかを待ち受けにして、気恥ずかしくないの?」って聞きました。それに対して「何故ですか??」から始まり、要旨はこんな感じでした。

・ベトナムでは、70歳でも80歳でも夫婦は同じベットで寝ている。結婚してからずっと手をつないで寝ている夫婦も多い。だから、シングルサイズの布団なんて使っている家庭はない、あるとしたら子供用かなぁ~。それと、子供と一緒に寝るのは2〜3歳まで。私は子供が4ヶ月になってからは子供とは別々に寝るようになった。

・品管部長、女44歳からは「夫婦だけの旅行に年一回は必ず行ってる。その時は子供の世話をお爺さんお婆さんにお願いしてる。それが(そこそこ経済的余裕のあるベトナム人家庭では)普通だと思う」との事でした。

・私(60歳男)が「平均的な日本人は『45歳以上の夫婦は一緒にベットインするのは、盆と暮れの年2回ぐらいかなぁ、50歳代では年1回かなぁ』」って言ったら、事務所中に驚きと笑いが起きました(^-^;。

いやー、なぜシングルサイズの布団が売っていないのかがやっと分かりました。「布団の洗濯はどうするの?」って聞いたら「洗濯をやってくれるお店があるので全然問題ないっ」って言われました。

ベトナム人夫婦は本当に仲が良いんだなーと感じました。おそらく、男性側が嫁さんに優しく接しているのでしょう。前にも書きましたが、裏が取れてないので真偽のほどは定かではありませんが「ベトナムでモテル男の条件は『デートした後に彼女のバイクが停まっている駐輪場まで一緒に行って、その後、しばらくは後ろから押して一緒に歩いてあげる』ことが出来る人」らしいです。また、現勤務先の社長(64歳男)が言ってましたが「高校の同級生がベトナム女子と15年ほど前に結婚した。2年ほど前にその友達が脳梗塞を患ってベットに寝たきりになったけど、ベトナム人奥さんは見捨てないで今でも看病している」とのことです。ベトナム人は家族になったら情が熱いって、ネット記事に書いてありましたが本当なんだと思いました。さきの製造部長から「ベトナム女子を彼女にすれば良いのに」って時々言われますが、今まで、からかっているだけだと思っていましたが、半分以上は本気なんだと気付きました。すなわち家族を作ったら、って言いたいのでしょう。もちろん、職場でも離婚した人や浮気でおお揉めした人も沢山いるみたいですが、それはそれで個々ケースバイケースなんでしょう。でも、平均的なことは、どうも書いたとおりみたいです(^-^;。

同じことを書きますが「ベトナム女子は言葉がキツくて気性も荒い」感じがするので私には無理だなーって思っています。でも、キツい口調で言い合っても、その後は後腐れがない感じで、皆ケロッとしています。なので、私が感じているようなことを、ベトナム人同士は感じていないのでしょう。私も、自分の老後介護をして貰いたとかではなく、別のことでちょっとベトナム彼女さんを頑張ってみようかなーと思った次第です...(^-^;!

付け足しですが、日本人は家庭をあまり顧みずに「男は仕事優先(単身赴任しかり)」でやってきたので納期通りに仕事が進む社会なんでしょう。でも、そのための不満の吸収代として、仕事帰りのパチンコであったり、同僚との止めどもない飲み会であったり、に行きついているのだとしたら、それはそれで何だか切ない感じがします。

25年ほど前にワンボックスカーのステップワゴンが売り出され、コマーシャルのキャッチフレーズ「家族と一緒に何処へ行こ?」に衝撃ともやもや感を感じました。日本社会も旦那が家族と過ごすことを優先するように成っていくと感じたからです。でも、先ずは「今日は夫婦で何処へ行こ?」と考えるベースが社会に無いと定着は難しいのでしょう。ベトナム社会では、そんなの当たり前なんでしょうね〜(^_^;)。

読んで頂けている45歳以上の方々、あなたはこのように奥さん旦那さんとのツーショット写真が撮れますか? しかも待ち受け画面に出来ますか??? 🤔🙄🤭😁

f:id:kozo333:20210227211841j:plain