ベトナム・ホーチミン生活/女性の日(202103‐①)

こんにちはー。今日はベトナムで生き残るためには必須事項らしい「女性の日(3/8)」にすべきことについて書きまーす(^-^;/。

<今月の出来事  ①>

今の勤務先では女性がかなり活躍しています。はやりの言葉を使うと「(女性の立場を)わきまえた行動」なんてほとんどなくて、むしろ、女の方が強い感じがします。タイ・ケニア・ベトナムの工場を経験して思うことの一つに「男女の賃金格差がない」ことです。私は生まれ変わった場合「男女のどっちを希望するか?」と聞かれたら、日本でなら男の方を希望します。しかし、タイ・ケニア・ベトナムなら、こんどは女もやってみたいなと思っています(^^;。その理由の一つが「給料が男女同じ」だからです。もちろん、女性は妊娠・出産・授乳などの制約があり、どうしても仕事ばっかり出来ない立場です。なので、サラリーマン社会ではその点は不利になります。でもならば、そこをサポートする体制が社会にあるべきだと思います。ベトナムでもタイでも、子供の面倒をお爺ちゃんお婆ちゃんに任せている家庭が結構あるように感じます。日本のご老人もパワフルな人は多く元気です。その元気さを孫の面倒を見ることに回せれば良いのにな~と思っています。また、そのような社会でない場合は託児所等を充実させるのは当たり前で、そうなっていない日本は、そこが大きな欠点だと感じています。

3月8日は「女性の日」でした。ベトナムでは女性の日が10月と3月の年2回あります。同僚が言うには「女性の日に花を贈らない旦那は失格」らしいです。それを聞いて、ベトナム旦那は日常の気遣いを含めて大変だなーと感じました。日本では「かかあ天下」の家庭では、旦那は小言を言われるのに耐えてはいるけど、自分から花を贈ったりはしていないと思います。また、その同僚からもうひとつ言われたことは「事務所の女性陣それぞれに、一凛の花を贈ったらいいですよー」です。なので、照れずに花を贈ることにしました。ある日本人駐在員が「一凛の花を現場従業員全員に贈った」ことを聞いて、私も真似することにしました。やっぱり事務所だけに贈ると現場の人達がどう思うかなーと思ったからです。今の勤務先では有難いことに残業代が出ます。初めは申請しませんでしたが「貰った残業代は従業員の冠婚葬祭や誕生日会等に使う」ことに決めてからは申請しています。花代はその中から出し、350本・3万5千円で用意しました。結果は皆んな喜んでいて、私も嬉しくなりました。また、リーダー職の美人さんが「私は11年勤めていますが、現場の作業員に花を贈って下さったのは初めてです。ほんとうに嬉しいです。」って言ってくれたのを聞いて、涙腺の弱くなっている私は涙目になってしまいました(^-^;!

どこの国でも花好き女子はたくさんいます。ベトナムでは路上花屋さんも多く、それだけ花好き女子が多いのでしょう。また、LGTBをカミングアウトしているお姉さんも、皆んなから囃し立てられて花を受け取っていました。ほんと、60歳になって「一凛の薔薇を贈る」なんてキザな役回りをさせて貰い、前日からの準備を含めて、かなり気恥ずかしい女性の日でしたー(^^♪

(^^;)/ アセアセ (コレヲヒトリデジュンビシテ カイシャマデハコブノハ ホント タイヘンダッタ )

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