ベトナム・ホーチミン生活/オンライン告別式(202103‐番外編)

こんにちはー。今日は身内のことを書きます。

<今月の出来事 番外編>

身内ごとで恐縮です。数日前に父親の告別式にオンラインで出席しました。その事を通して、遠方に住んでいても出来ることはあると感じましたのでブログにも書いてみようと思います。

父親が享年 91歳で静かに逝きました。告別式には無理でも、御霊がまだ現世にとどまっていると言われている四十九日の法要には出席しようと思いました。その帰国日程を決めるためにネットで色々調べてみると「最短でも30日以上は会社を留守にする」ことが分かり、ほぼ断念しました。当初は20日間の日程で帰国するつもりでしたが日本・ベトナムともに必要な2週間隔離を考えると現時点ではチョット無理そうに感じました。

告別式・四十九日 ともに欠席するのはどうかと思い、告別式にはオンライン参加の方法が取れないかを、葬儀会社に問い合わせました。しかしながら、そこの葬儀屋さんではオンラインの対応はしていませんでした。そのかわり、出席者のスマホを使う事はOKとのことでしたので、姉にお願いして、ラインTV電話を告別式のあいだ繋いで貰うことにしました。火葬場は写真禁止らしいですが、告別式会場は問題ないとのことでした。

結果から言いますと、オンライン出席して本当に良かったです。

もし、魂があるとしたらホーチミンのアパートにも父親はフラフラ〜と飛んで来ると思いましたので、当日は仕事を休んで、恥ずかしくないように、と言うか、心配掛けないように入念に部屋の掃除をしました。また散髪もして、父親の好きなビールも準備しました。その間、父親のことを想っていましたので、それもまた良かったのではないかなと思いました。

迎えた告別式はライブ映像なので様子がリアルに分かり、わたし的にはオンラインでも十分に出席している感を感じることが出来ました。その場に実際に出席された方にとってはどう感じたかは分かりませんが、私はこれで父親に対しては良かったのではないかなと思っています。ライブ映像の力はすごいなーと改めて感じました。

コロナ下では最適解が何かが、まだ誰も分かっていない状況です。出来ることとして、オンラインを活用する(≒現地には行かない)だけでも大変意味のあることだと感じた次第です。

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